2020/11/19 12:39
ナツメグは、代表的なスパイスの一つでハンバーグなどの挽き肉料理によく使われます。
パウダー状のナツメグはよく見ると思いますが、元は「ニクヅク」という果実の種です。ホール状のナツメグは、種子となり販売できる状態になるまで最低でも7年程度かかります。
ほのかに甘い香りで、においの強い食材の臭みを消してくれる働きを持ち、野菜の甘みを引き出してくれる特徴を持ちます。料理だけじゃなく、お菓子作りにも活用されます。
味はほろ苦く、味よりも香りを活かしたお料理やお菓子作りに使用されることが多いです。また、揮発性のスパイスなので加熱し過ぎると風味を失ってしまいます。
ナツメグの主な使い方は、ハンバーグのタネを作る際に入れるというのが一般的な使い方です。ひき肉の臭みを消し、旨味を引き立ててくれます。
肉100gに対して、0.2g程度が目安です。入れ過ぎるとナツメグの風味が強くなります。また、極端に多量のナツメグを摂り過ぎると中毒症状が出ることもありますが、一般的な肉料理やお菓子などに使用する分には心配はありません。
ナツメグには、様々な効用があり、鎮静効果や抗肥満効果、強い抗菌作用などがあり、料理に使うことで多くのメリットがあります。