2020/11/21 10:54
オールスパイスは、ジャマイカ原産のフトモモ科の植物で果実がスパイスになります。名前の由来は、ヨーロッパの人々が重宝した4つのスパイスのうち、3つの香りを併せ持つことから名付けられたとされています。
香りは、世界4大スパイスと言われる「シナモン・コショウ・ナツメグ・クローブ」のうち、コショウ以外の3つの香りを併せ持っており、とても爽やかな香りです。
料理に入れることで深みが出て、少しの苦味とほんのりと甘い後味が特徴です。コショウや唐辛子のような辛味はありません。また、シナモン、ナツメグ、クローブと併せて使うことで、それぞれの強いクセを弱めてくれる効果もあります。
万能香辛料と言われており、甘い味付けの料理から辛味の聞いた料理まで幅広く使うことができます。
シチューやスープ、ドレッシングやクッキーやケーキにも使うことができ、香り付けのほか臭みを取り除く効果も期待できます。
オールスパイスには、抗菌・殺菌作用や鎮痛作用、抗酸化作用があるとされています。
また、食べることよりも香りによる効果が強いと言われており、香りによるリラックス効果やリフレッシュ効果が期待できます。