2020/11/27 21:25


ホワイトペッパーは熟して赤みを帯びた完熟果を水でふやかし、皮を剥いでから天日乾燥させたものです。ブラックペッパーやグリーンペッパーなどは、元は全て胡椒という果実です。収穫するタイミングやその後の処理の仕方で種類が分かれます。原産地は、インド南部やインドネシアなど熱帯地方です。


ホワイトペッパーは、ブラックペッパーよりも上品で穏やかな香りと辛味が特徴で、白く仕上げる料理に適しています。白身魚や鶏肉などの淡白な料理、ホワイトソースやシチューなどに用いることが多いです。塩とセットで使うことでベースの味付けにもなります。


ホールのまま使う場合は、ピクルスや煮込み料理など煮汁に辛味がや香りがよく溶ける料理に最適です。スープやだし汁に加えて使われることも多いです。コーラにも◎


胡椒の香りは揮発性が高いので、粉末にして使う場合はホールのものをミルで挽いて使うと、より香りが良いのでおすすめです。


ホワイトペッパーには、抗酸化作用や抗炎症作用、殺菌作用などがあります。また、ホワイトペッパーに含まれるピぺリンにはがんの予防効果が期待されており、記憶障害や認知障害を緩和する効果も期待されています。